どうも、合同会社スタジオパッチ代表の池本です。
今日は「眠っているマスコットは、捨てずに起こせばいい」という話をします。
結論から言います。
新しくキャラを作るより、眠ったキャラを起こす方が、ずっと安いんです。
ゆるキャラどこ行った問題
全国の自治体や企業に、あるあるの話です。
何年か前、ゆるキャラを作った。
お披露目のときは盛り上がった。
でも担当者が代わり、いつの間にか誰も動かさなくなった。
「そういえば、うちのキャラ、最近見ないな」
気づけば、倉庫で着ぐるみがホコリをかぶっている。
これ、もったいなさすぎませんか。
キャラは、資産です。
眠らせておくのは、お金を寝かせているのと同じなんです。
なぜマスコットは眠るのか
理由はいつも同じです。
「作る」ことがゴールになっていて、「育てる」設計がなかった。
予算がついて、絵ができて、着ぐるみができて、そこで終わる。
運用する人が決まっていない。
何を発信するかも決まっていない。
ボクは愛知県の行政案件を、いくつもディレクションしてきました。
移住促進、海産物のPR、1400人規模のトークイベント。
現場を見てきたからわかるんです。
キャラを作る熱意はあるのに、育てる仕組みがないまま終わる例が、本当に多い。
起こし方のポイント3つ
ポイント1:起こすのに、描き直しはいりません。
必要なのは、設定を足すことです。
その子は何が好きで、何が苦手か。
どんな口調で話すか。
「わし、この街の海が自慢なんじゃ」
こういう一人称と口調が決まるだけで、発信できることが一気に増えます。
ポイント2:すでに知られている分、ゼロより速いんです。
新しいキャラは、知ってもらうところから始めます。
でも眠ったキャラは、すでに地元に顔を知られています。
「あ、あのキャラ、動き出した!」
このスタートダッシュの差は、大きいですよ。
ポイント3:作り直すより、圧倒的に安く済みます。
新規キャラは、デザイン費も着ぐるみ代もかかります。
眠ったキャラを起こすのは、設定を足すだけ。
コストは、ケタが違います。
もう一度、結論です
もし手元に「使われていないキャラ」があるなら、捨てないでください。
それは失敗作じゃありません。
設計が途中で止まっているだけなんです。
続きを作れば、また歩き出します。
眠っているのは、才能じゃなく、設定の量です。
実験は続く。
では。
合同会社スタジオパッチ
代表 池本将