どうも、合同会社スタジオパッチ代表の池本です。
今日は「おばけのパッチが、どうやって生まれたのか」という話をします。
結論から言います。
パッチのデザインは、シルエットから生まれました。
そして名前は、娘の「パッ」という一言から生まれたんです。
かわいい顔から考え始める普通のキャラクターとは、順番が逆なんですよね。
きっかけは、娘の誕生
2020年、娘が生まれました。
「この子に、何かを創って贈りたい。
残したい」
すべては、この思いから始まりました。
贈るものは決めました。
キャラクターが登場する、絵本です。
でも、肝心のキャラクターがまだいない。
「どんなキャラクターにしよう」
そこから、設計の旅が始まったんです。
ムーミンが教えてくれたこと
キャラクターを考えていたとき、ある記事に出会いました。
ムーミンについての記事です。
趣旨はこうでした。
ムーミンはシルエットだけでムーミンだとわかる。
だから言葉がいらず、アートとして非言語のまま世界に広がった——。
これを読んで、雷が落ちました。
「シルエット、大事なんや!」
かわいい顔より先に、影の形。
そこで「まだ世の中にないシルエットは何か」を探し始めました。
調べて、描いて、また調べて。
たどり着いたのが、今の形です。
一つ目で、かまぼこ型。
影にしても、ひと目でパッチだとわかる形なんです。
デザインの正解を顔に求めず、シルエットに求める。
この順番は、キャラクターを長く育てたい人みんなにおすすめしたいです。
グッズになっても、遠くから見ても、小さく印刷されても。
最後まで残るのは、色でも表情でもなく、影の形ですから。
名前は、娘がくれました
シルエットが決まり、デザインが生まれました。
次は名前です。
「このキャラクター、名前どうしよう」
そう考えていたある日、娘が言ったんです。
「パッパ!」
この感動は、パパになった人にしかわからないと思います。
嬉しさの、極みでした。
この瞬間を忘れないように。
いつでも思い出せるように。
名前は「パッ」から始まるものにすると決めました。
あとは実験です。
「パッア」「パッイ」「パッウ」——五十音を順番に当てはめていきました。
一番響きが良かったのが、「パッチ」だったんです。
もう一度、結論です
パッチは、シルエットから生まれました。
名前は、娘の一言から生まれました。
キャラクターの設計は、形や色だけの話じゃありません。
「誰のために創るのか。
何を忘れたくないのか」。
その核があるキャラクターは、ブレません。
パッチの核は、娘です。
だからボクは、このキャラクターを100年育てるつもりでいます。
実験は続く。
では。
合同会社スタジオパッチ
代表 池本将