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設計理論

名刺、SNS、パンフレット…バラバラな“顔”を統一するのはキャラクターの仕事

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STUDIO PATTI

2026.07.24 ・ 読了 約3分

どうも、合同会社スタジオパッチ代表の池本です。

今日は「企業の“顔”がバラバラになる問題」についてお話しします。

本日も結論からいきましょう。
バラバラなタッチポイントをひとつの人格に束ねる。
それが自社キャラクターを持つ、一番地味だけど一番効くメリットで。

バラバラな理由

よくある話をします。

名刺はシンプルで堅め。
SNSの担当者が変わった途端、急に絵文字だらけのゆるい文章になる。
パンフレットは昔ながらの真面目な文章。
採用ページだけ、なぜか若者向けにポップな言葉づかい。

これ、どこの会社にも起きうる話だと思います。
悪気があってバラバラにしているわけじゃないんです。
担当部署が違う。
担当者の感覚が違う。

それだけの理由で、外から見える「会社の性格」がバラバラになっていく。

それでいいのか

ここで疑問が出てきます。
これ、本当にこのままでいいんでしょうか。

お客さんや取引先は、名刺・SNS・パンフレット・採用ページ、全部をひとつの会社として見ています。
なのに触れる場所によって「真面目な会社」だったり「ゆるい会社」だったり、印象がコロコロ変わる。

信頼って、実はこういう細部の積み重ねで削れていくものだとボクは思っています。

「あれ、この前と言ってること違うな」
そう思われた瞬間に、少しだけ信用が減る。
1回ずつは小さくても、積み重なる馬鹿にできません。

統一の仕組み

ここでキャラクターの出番です。
キャラクターを一体立てるというのは、実は「口調」「性格」「態度」の基準をひとつ決めるということなんです。

根拠を3つ挙げます。

1つ目。
キャラクターは「判断基準」になります。
新しい投稿文を書くとき、担当者が「このキャラクターならこう言うよな」と考えられる。
毎回ゼロから文章のトーンを考える必要がなくなります。
「今回はどんな感じで書こう」と迷う時間そのものが減るんです。

2つ目。
外部パートナーとのやり取りが早くなります。
印刷会社やグッズメーカーに「うちのキャラクターはこういう性格で、こういう言い方をします」と一言伝えられれば、毎回説明し直す手間が省けます。
「前回と同じトーンでお願いします」で済む。
地味ですが、確認のやり取りが減るのは現場では地味に助かるポイントです。

3つ目。
担当者が変わってもブレません。
人は異動します。
感覚も好みも人それぞれです。

でもキャラクターという「軸」があれば、担当者Aさんの感覚とBんの感覚のあいだで、会社の顔がブレることを防げます。

身内で作ると起きること

ただし、ここに落とし穴があります。
社内の誰か、デザインが得意な社員さんが善意で作ったキャラクターは、大抵ここで止まります。
「見た目」はできる。
でも「この子はどんな性格で、どんな言葉づかいをするか」までは決められていないことが多いんです。

ガイドラインなしでキャラクターだけ現場に配られるとどうなるか。
結局、各部署がそれぞれの解釈でキャラクターを使い出します。

SNS担当は「ゆるくてかわいい子」として使う。
営業資料担当は「かしこまった案内役」として使う。
パッ、と見た瞬間に「あれ、同じキャラクターだよね?」となる。

統一するはずが、逆に分裂が増えるという皮肉な結果になります。

ディズニーが長年やってきたのは、質の高いキャラクターを軸に、映画もグッズもパークも同じ人格で展開すること。
バラバラな展開に見えて、根っこはひとつの人格で貫かれている。
これがブランドの生涯価値を積み上げていく仕組みだと、ボクは考えていま。

もう一度言います。
バラバラなタッチポイントをひとつの人格に束ねる。
それが自社キャラクターを持つ、一番地味だけど一番効くメリットです。

というわけで、実験は続きます。
では。

合同会社スタジオパッチ
代表 池本将

おばけのパッチ

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商号
合同会社スタジオパッチ
代表
池本 将
法人番号
6180003026597
所在地
愛知県一宮市西五城中切29-1
創業
2024年4月1日
資本金
1,000,000円
問合せ先
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