どうも、合同会社スタジオパッチ代表の池本です。
今日は「発信の数字から見えた気づき」についてお話しします。
本日も結論からいきましょう。
「数字」は感想をくれません。
事実だけをくれます。
「良かったですね」も「面白かったです」も言ってくれない代わりに、伸びた・伸びなかったという結果だけを、淡々と突きつけてくる。
これ、キャラクターや発信を続けているとよく分かる話なんです。
感想と事実は違う
X(旧Twitter)やブログを運用していると、投稿ごとに反応の差が出ます。
同じテーマを扱っても、言い切った投稿と、説明が長い投稿とでは、明らかに反応が違う。
体言止めで断定した投稿は伸びやすくて、逆に「〜だと思います、たぶん」みたいな腰の引けた投稿は伸びにくい。
これはボクの体感ですが、多くの発信者が同じことを言っています。
ここで疑問が出てきます。
じゃあ、伸びた投稿の型だけを真似すればいいのか。
数字が良かった投稿の構成をコピーして量産すればいいのか。
ボクはこれ、危ないと思っています。
なぜなら数字は「正解」を教えてくれるわけじゃないからです。
数字は温度計であって処方箋じゃない
PIXAR曰く、フィードバックというのは「直し方の指示」ではなく「観客としてどう感じたか」をもらうものだそうです。
感じ方は事実、直し方は「仮説」。
これ、発信の数字にもそのまま当てはまります。
伸びた・伸びなかったという結果は「事実」。
でも「だからこう直せばいい」という答えは、そこには書いてない。
数字を見て「ふーん、こっちが響いたのか」と受け止めるところまでが事実で、そこから先の「じゃあ次はこうしよう」は、あくまでこちらの仮説にすぎないんです。
ここを混同すると、数字に振り回される発信者になります。
ボクが実際に発信を続けていて感じた、数字が教えてくれることは大きく3つあります。
①言い切りは信頼される
「たぶん」「かもしれません」を減らして、「こうです」と言い切った投稿の方が反応が良い。
読んでる側からすると、歯切れの悪い文章は「この人、自信ないのかな」と感じてしまうんですよね。
逆に「キャラクターの価値は設計で決まる」とバシッと言われると、賛否はあっても頭に残る。
数字は、その残り方を教えてくれます。
②共感の入口がある投稿は強い
困りごとや不安をそのまま言葉にした投稿は、反応が違います。
「買い叩かれるの、しんどいですよね」みたいな、読んだ人が「あ、それ分かる」と思える一文が入っているかどうか。
PIXARの原理と同じで、完璧な話より「欠点があって共感できる」話の方が人の心に残る。
発信も同じ構造なんだと、数字を見ていて気づきました。
③1回の結果で判断しない
1本の投稿がバズった、あるいは全く反応がなかった。
それだけで「これが正解」「これはダメ」と決めるのは早い。
ガクッと落ちた投稿の翌日に、似たテーマでまた反応が良かったりする。
単発の数字ではなく、何本も並べて初めて「型」が見えてくる。
PIXARが同じ物語を2回、3回、30回と練り直すのと同じで、発信も1回では答えが出ないんです。
結論、もう一度
数字は褒めてくれません。
でも嘘もつきません。
感想じゃなくて事実をくれる、一番正直な相手です。
その事実をどう解釈して、次にどう活かすか。
そこだけは、こちらの仕事です。
数字に一喜一憂するのではなく、温度計として使う。
それが、発信を続けるうえでボクが今のところ一番しっくりきている考え方です。
というわけで、実験は続きます。
では。
合同会社スタジオパッチ
代表 池本将

