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【実験ログ】AIにキャラクターの人格を作れるか

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STUDIO PATTI

2026.08.04 ・ 読了 約3分

どうも、合同会社スタジオパッチ代表の池本です。
今日は「AI×キャラクター制作」という形でお話しします。

本日も結論からいきましょう。

結論はこうです。
AIは「設計図を速く描くための道具」であって、キャラクターに命を吹き込むのは、やっぱり人の手だとボクは思っています。

AIは速いが空っぽ

画像生成AIで、キャラクターのラフを何パターンも出す。
今、これ自体はもう誰でもできる作業になりました。

プロンプトを打てば、数秒で「それっぽい」キャラクターがずらっと並びます。
色も違う、耳の形も違う、パッと見の個性はちゃんとある。

でも、ここで疑問が出てくるんですよね。

「これだけ一瞬でそれっぽいものが出てしまうなら、自分で悩んで考える意味って、あるんだろうか」
「設計もデザインも、AIに任せた方が早いんじゃないか」
そう感じる人、正直かなり多いと思います。

答えはシンプルです。
AIは形を大量に出すのは得意でも、「なぜこの子はこの顔をしているのか」は持っていません。
そこを埋める作業こそが、これからのクリエイターの仕事になる。
それが①②の結論につながります。

ピクサーが選んだ道具の使い方

根拠を3つ挙げます。

1つ目。
AIは基本的に「平均」を出す道具だということ。
学習したデータの中央値みたいなものを出してくるので、そのままだと没個性になりやすい。
個性って、実は平均からの「外れ値」に宿るものなんです。

AIが出したラフを見て「うん、悪くはない。
でも何か物足りない」と感じたことがある人、多いんじゃないでしょうか。
その「物足りなさ」の正体が、まさにここです。

2つ目。
ピクサーの映画『マイ・エレメント』の事例。
炎のキャラクターを物理シミュレーションだけで作ったら、まるで本物の放火魔のように怖くなってしまったそうです。
そこでAI(スタイル変換の技術)を使い、アーティストが手描きした「漫画のような炎」と物理シミュレーションを合成しました。

監督いわく「血の通わない新技術を扱うのではなく、感情を表現するためのツールとしてテクノロジーを使う」。
AIは代替ではなく、人の意図を通すための道具として使われている。
これは、キャラクターデザインに関わる全員が知っておいていい話だと思います。

3つ目。
権利の話です。
AIで似たような絵柄がいくらでも作れる時代になっても、「出力(実際に生まれたキャラクターの姿かたち)」に対するIP保有者の権利はむしろ強いというのが最近の流れです。

つまり、AIがどれだけ発達しても「このキャラクターらしさ」を設計した人の権利は簡単には揺らがない。
ガクッと価値が下がるのは、誰でも作れる「平均的な絵」の方です。

結論、もう一度

もう一度言います。
AIは速い。
でも空っぽです。
「なぜこの顔なのか」「なぜこの動きなのか」を埋めるのは、結局のところ人の仕事。
そこにこそ、これからも報酬が発生し続けるとボクは考えています。

AIを怖がる必要はありません。
ただ、頼りきりにもならない。
道具として使い倒しながら、「らしさ」の設計だけは自分の手に残しておく。

そのバランス感覚を、これからも実験しながら探っていきます。

というわけで、実験は続きます。
では。

合同会社スタジオパッチ
代表 池本将

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運営会社概要

商号
合同会社スタジオパッチ
代表
池本 将
法人番号
6180003026597
所在地
愛知県一宮市西五城中切29-1
創業
2024年4月1日
資本金
1,000,000円
問合せ先
mm.arrowz.39@gmail.com